私がオンラインラマナサットサンガに出会うまで

私がオンラインラマナサットサンガに出会うまでは精神世界を漂流していた感じでした。

子供の頃に祖母に連れられて真如苑という仏教団体に通ったことをきっかけにまずは図書館で仏教を学びました。そのころいろいろな仏教書や精神世界を本で学ぶ中で印象に残った本の中におおえまさのり氏の南インドの瞑想がありました。この本を読んだ時に自分が消えていくような不思議な感覚があり覚えています。初めてのラマナとの出合いでした。確か中学生になるかならないかの頃だと思います。

 

オウム真理教との出合い

高校生になって私はいろんな精神世界の本を読み漁りながら自己流のヨガや瞑想や座禅を実践していました。ちょうど高校3年の受験の時に麻原彰晃の・超能力秘密の開発法・という本と出合い麻原を知りました。引き続き、生死を超える、イニシエーション、等の題名の本が出版され私は夢中になってその本に掲載されていたクンダリーニヨーガの実践を自己流でやっていました。麻原は最終解脱者で超能力者でクンダリーニヨーガで解脱が出来るという内容でした。

そんななか私は受験をむかえ地元の札幌の大学を受けるも浪人、札幌の予備校に通うことになりました。予備校に通いしばらくするとなんと予備校の近くにオウム真理教札幌支部が開設されることとなり私は受験勉強もそっちのけでオウムの道場に通うことになります。あまり勉強も進まずながらも私は札幌大学に合格することができ大学に通うことに。

大学に通いながらもオウムには通ってはいたのですが麻原の講話集からOSHO(当時はバグワン・シュリ・ラジニーシ)やクリシュナムルティの存在を知り特にOSHOには感銘を受けていました。麻原の選挙時には東京まで手伝いにも行きましたが落選したことでオウムにがっかりして距離を置いた付き合いに、サリン事件当時にはほとんど関わりがありませんでした。オウムがもたらしてくれたものはOSHOの教えとの出合いだったのかもしれません。

 

精神世界漂流

オウムを離れてからの私は色んな宗教団体、スピリチュアルなワークショップ、マントラ伝授などを渡りあるきました。最終的にオウムを離れたのは30才の時だったと思います。

オンラインラマナサットサンガに出会ったのは52才なので実に22年の時を費やしたといえます。ざっと述べますと、生長の家聖典・生命の実相、世界平和の祈り、崇教真光ワールドメイト神道系の教団)、サイパバ、ベストグループ(サイパバ系の団体)、斎藤ひとりさんの教え、小林正観さんの教え、ホオポノポノ、ヘミシンク阿部敏郎さん、ÈLM瞑想(超越瞑想系のマントラ瞑想)、並木良和さんのワークショップ(アセンションチャネリング系)、アンマなどまさにスピリチュアルジプシーと化していました。オンラインラマナサットサンガに出会うまでには自分のなかでだいたいの結果まとまりがついて五井昌久先生・アンマ・ラマナマハリシの三本柱でこれからの人生をいきて行こうと思っていました。

 

2013年以降

2013年6月私は極度の過労から発狂状態になり精神病院に通うことになりました。病名は双極性障害躁うつ病でした。仕事もクビになり生活は障害年金生活保護へあまりに忙しかった生活から何もやらず寝てばかりのひきこもりの生活へ、無職の無為徒食の生活の始まりでした。それまでの私はホオポノポノですべての問題が解決されるものと考えていました。仕事の問題もすべて解決できると考えていたところにこの発病、完全な敗北挫折でした。懲りずその後も探求は続きました。

まず手を付けたのはヘミシンクです。これは寝ながらヘッドホンで音楽や音声誘導を聞くもので変性意識状態になり幽体離脱やガイド(守護霊)との交流、異次元世界探検できるというものでした。このヘミシンクは1年ぐらい聞いていましたがあまりこれといった効果が実感出来ませんでした。そのころ悟り系スピの阿部敏郎さんのブログと本にはまり阿部さんの勧めていたマントラ瞑想、ボブフィックスという人の瞑想を始めました。その瞑想はひとつのマントラ伝授に48000円がかかり迷いましたが阿部さんが勧めるのならばと思いきって受けてみました。後に阿部さんもボブフィックスさんから独立して独自にマントラ瞑想を教え始めますが(ボブさんより少しお安目で28000円ぐらい)そちらも伝授してもらい実践、2021年の秋分の日の阿部さんの観音マントラ瞑想伝授が最後に、それまでにボブさん阿部さん合わせて12個のマントラまでに増えました。それぞれにいろんな体験もありおもしろかったのですが、だんだんと少しお金が貯まったらすぐにマントラ伝授をという生活にだんだんバカらしくなり疲れてきている頃でした。

秋分の日の阿部さんのイベントの前は、春ぐらいから並木良和というアセンション系のワークショップに月いちぐらいで参加していました。オンラインのワークショップでした。1回、8000円ぐらいで波動をあげたりアセンデッドマスター達と交流するというようなワークをしました。並木さんは2021年12月22日の冬至の日に人類の目覚めのゲートが閉まり、目覚める人と目覚めない人の2極化が始まると予言しておりその12月22日に両国国技館で宇宙の祭典と称して大規模なイベントを開催しました。私もオンラインで参加しましたがこのころになると私はマントラ伝授もワークショップもセミナーもほとんどがビジネスでみんなお金が欲しいんだなあと。あきらめというか残念な気持ちで満たされるようになっていました。

 

オンラインラマナサットサンガとの出合い

前述のワークショップセミナーなどに参加しているあいだにスピリチュアルなものはビジネス(金儲け)が多くて自分には合わないと思うようになっていました。そんななかでも信頼できる聖者は五井昌久先生とアンマとラマナマハリシの3人だけだと思いました。

3人の共通点はお金に対して執着がなく慈愛・愛にあふれる聖者ということです。

ラマナマハリシは子供の時に南インドの瞑想にであってからは40歳ぐらいの時に古本屋で南インドの瞑想に再会入手、感銘を受けてコレクションを始め、ラマナマハリシの教え(再版)、あるがままに、不滅の意識、ラマナマハリシとの対話1・2を読んでいました。そして高額になっていた第3巻を手にいれて間もないときにオンラインラマナサットサンガの存在を知りました。そのころの私はラマナマハリシの本をひたすら読んでいればいつか悟るだろうと思っていました。

2021年10月17日がオンラインラマナサットサンガの初参加となりました。プログラムAの第3回目でした。今までかなりの金額をワークショップやセミナーに費やしてきた私にとってオンラインラマナサットサンガは大変ありがたく新鮮に感じました。今まで本のなかの存在だったラマナマハリシをより身近に感じることができました。あまり考えることのなかったアルナーチャラが重要ということも段々とわかってきました。年末年始にかけていっとき体調をくずして参加出来ませんでしたが1月の中ぐらいからは休まずに参加を続けています。シリウスマハナンディさんのブログを読んだり、ユーチューブをみたり、フェイスブックのアルナーチャラのグループに入ったり、オンラインラマナサットサンガで知り合った人達たフェイスブックで友達になったりと今までになかった新たな展開を楽しんています。思えばオンラインラマナサットサンガに出会う前は暗闇のなかを手探りで歩んでいたと思います。ラマナアルナーチャラに新たに出会うことで長年に渡る探求が終わろうとしているのを感じます。このような素晴らしい機会を与えてくれたシリウスマハナンディさんには感謝しきれません。

今後も御活躍を楽しみにしています。

オンラインラマナサットサンガとシリウスマハナンディさんが夜空に輝くシリウスのように私達のゆく道筋を照らし導いてくれますように。

               谷口智